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![]() 今回は見切りについてです。 私は求職者の方から沢山メールを頂きます。失業の理由は、倒産やリストラ等今のご時世を反映したメールを沢山頂きます。その他に代表的な退職理由が”人間関係のトラブル”です。”嫌な上司がいた”とか”部下に恵まれなかった”とか”同僚とうまくいかなかった”といった具合です。転職を考えていらっしゃる方に理由をうかがっても”人間関係”が理由になってるケースが多いです。何故こんなに多いのでしょうか? 理由のひとつに”見切りをつけるのが早すぎる”というのがあると思います。私もいろんな場所で目にするのですが、他人に対して少しでも一つでも嫌なことがあるともうその人を完全に拒絶してしまうという傾向です。”あの人は○○なこと言うた”とか”あんなことした”とかほんの些細なことで挨拶すらしなくなる方が多いです。しかもたった1回でもう見切りをつけ嫌ってしまうのです。もっと極端な例では、1回も話したことがない人でも噂だけでその人を嫌ってしまうケースもあります。あまりにも酷ではありませんか?そして、人を嫌うと自分も嫌われます。その結果、最も大切な”人間関係”が構築できません。 人間は私も含めて誰でも多少の失敗はあります。まして初対面の場合は緊張もあり、多少の失言もあるかもしれません。しかし、言動に問題がある場合は注意してなおしてあげればいいのです(犯罪等悪質な場合は別)。”注意しても無駄”と言って注意もせずに”無視”などの対応をする人が多いですが、その方が無駄です。むしろ人間関係は悪くなる一方で、仕事もはかどらないでしょう。問題のある言動・クセはなおしてあげましょう。たとえ一般常識的なことでも、生活環境によっては学ぶチャンスが無かったケースもあるのでけなさず変えてあげましょう。人間は変われます。現に10年前の自分を思い出してください。本質は変わらなくても、価値観や性格等かなり変わってるでしょう。 ”注意なんかしたら嫌われる”という意見もありますが、大丈夫です。その注意の内容・言い方・タイミングが正しければ嫌われることはありません。むしろ感謝され、いい関係ができるでしょう。正しい注意をしてあげても嫌われる場合は、その人はそこまでです。その時に初めて”見切り”を考えてください。 わたしが以前聞いた話ですが、その方は入社後たった4日で事実上”クビ”になったそうです。理由は”同じことを2回聞いた”ということでした。私は”たったそれだけ”と愕然としました。それだけでその職場の先輩に見切りをつけられたそうです。確かに同じことを2回聞くのはいいことではないです。しかし、それならちゃんとメモをとるように指導すればいいだけのことです。実はその方が凄い才能を持っていたかもしれません。大変もったいない事です。 人間というのは誰でも”意外な一面”を持っています。”人は見かけによらぬもの”です。”この人はこんな風やけど、実は○○やったんや”と意外な一面を見つけると嬉しいものです。もう少し長い目をもちましょう。そしていい人間関係を作りましょう。 株式会社センタライス 代表取締役 田中啓之 Copyright (C) 1996-2008 Centerice Co.Ltd. All Rights Reserved |